横浜で推しのライブを楽しんだ後、川崎で夜の歓楽街と昼の工場地帯を歩く、ついでにBADHOP聖地巡りもする

2026年4月18日土曜日

オタ活 旅

t f B! P L

 

おは横浜。本日はヒプステで銃兎を演じているYUKIさん所属のグループ・MADKIDのライブに参戦するため、久々の横浜にやってまいりました
なんと2025年のハマサカステ初演日からちょうど1年という記念すべき日。思い出すあの狂乱の日々…あの日から私のステ狂いが始まった…そんな忘れがたい日に横浜に来れて、しかも久々にYUKIさんのパフォーマンスを生で拝めるなんて嬉しい限り

横浜駅から「はまみらいウォーク」という橋を渡って臨港パーク方面へ。横浜には数えきれんほど来てるが、このあたりを歩くのは初めて。水辺と橋と近代的なビル、いい景色

渡ってきた「はまみらいウォーク」の外観はこんな感じ。レトロフューチャー感あってええなぁとおもてたら、開通が2009年と、かなり若めの橋だった

Kアリーナ方面に歩いていくと、川面から生え出る謎のでかい構造物が

逆側には白いメモリが打ってあったので、水位や潮位を測る何かなのか?と思いチャッピーに聞いてみると、「橋や護岸を作るための仮設の鋼管杭(こうかんぐい)に測量用のメモリが付いてるのでは」とのこと
こういう巨大な異物が、人々の暮らす生活の風景に溶け込んでる、しかも道ゆく人は気にせずスルーしていくから、大変おもしろい。姫路モノレール廃線跡と同じ妙味がある

川沿いには高島線という貨物線が走っており、ありがたいことに展望用の連絡橋を発見

連絡橋の上からの眺め。異様にのどかな光景というか、この貨物線の左側の空き地っぷりが気になる。川が増水したときの緩衝地帯なのか?
橋にはベンチに座って休憩中の人や、カメラをかまえた人の姿も。どうやらレアな貨物列車が通ったりするようです

さらにぐるーっと歩いて臨港パークへ。今まで臨港パークには、みなとみらい側からしかに来たことなかったので、めちゃくちゃ新鮮な眺め。帆の形をしたインターコンチネンタルホテルと、コスモクロックを遠景に、目の前には緑が広がり、なんとも良い景色。何度も来てる横浜という街の新たな一面を見つけた気分

なんせこの日は天気がよかった。おだやかなアーチ橋が空と海のブルーに映えます

大さん橋にまたしても大型客船が停泊していたので調べたら、バイキング・エデンという船でした。この5月で日本への寄港は終了するらしいので、わりとレアかも

気持ち良い景色なので、ハマの3人にも見せてあげたくなっちゃう

海辺では釣り人たちが竿を傾け、芝生では子供たちが駆け回り、ハープの生演奏や賑やかな声、ときおり汽笛も聞こえて、平穏そのものな横浜の風景
ふだんは個人的な好みでついハマのダークサイドをえがいてしまうけど、この街にもまちがいなく穏やかな日々があるんやなぁとしみじみ

海保の船とベイブリッジの共演も、ここならではの景色

あまりに良い時間と空間だったので、動画でもぜひ。この後の予定がなかったら、間違いなくここで酒飲んでた

臨港パーク内で見つけた、かっこいいマンホール。帆船と波だけという潔さ

他の方々と合流し、ライブ前の腹ごしらえ
なんかの流れで私が「銃兎のバースデーグッズのバスローブ買ったんで」みたいな話してたら「え、買ったんですね」的な反応だったので、もしやバスローブ買ったの少数派…?となったんですが、まぁYUKIさんも買ったとご本人がおっしゃってたので!推しとオソロッチならモーマンタンタンメン!

初めて来ました横浜ブロンテ。こんな高層マンションが並び立つところにライブハウスがあるなんて信じられない。私にとってはライブって、THE BACK HORNやワンオクなど、モッシュ・ヘドバン・ダイブありの激しめライブがデフォなので、こんな場所でライブやったら苦情やばそうやなと思うわけですが、MADKIDのライブにはモッシュなどないのであった。そらそう
久々に生で見るYUKIさん、左肩の手術後なのであんまり左腕を動かさないためにか、わりと左手をポケットに突っ込んだまま踊ってることが多く、それがむしろオラついてる感じでかっこよかったし、この日はYUKIプロデュースライブということで初めてYUKIさんのソロ曲ソロパフォーマンスを生で見れたし、曲終わりの客へのメッセージもアツかった。10月のBoPも楽しみ!

ライブ後、川崎へと向かうため、みなとみらい線の新高島駅へ。横浜、渋谷、池袋の3ディビジョンがそろってるの見るだけで嬉しくなる。あと新高島駅は、天井の高い地下空間で現代の地下神殿感があって好き

この雰囲気、ちょっと群馬県にある日本一のモグラ駅こと土合駅を思い出す
ところで「新高島駅」というからには「高島駅」があったわけで、かつての「高島駅」は高島水際公園付近にあったらしく、まさにさっき貨物線を眺めたあたり。横浜港と鉄道をつなぐ重要拠点として巨大なヤードが広がっていたらしいですが、物流がコンテナ輸送やトラック輸送中心となるにつれ、港湾の駅としての役割を失っていったとのこと。今では公園やKアリーナになっている場所も、昔は港と鉄道を含めた巨大インフラ地帯やったんやな
ちなみに1980年代当時の高島駅の写真を掲載しているブログを発見。貴重な写真とリンクフリーありがとうございます

川崎駅に到着。川崎も何度か来てますが、駅出てすぐにまた鉄道の高架が視界を横切っていくこの光景、とても好き

まずはホテルに向かうついでに、明かりの灯り始めた飲み屋街をブラつきます。初めて気づいたけど、ゲートの上に銅像が立っている。ヘルメットかぶってラッパ吹いてる兵隊さん?と思ったが、どうやら帽子をかぶって酒瓶をあおっている像らしい。飲み屋街の入り口にこれ以上ふさわしい銅像があるか?

大勢の人の行き交う賑やかな街並みの中、ポツンとこういう無骨な建物が佇んでいるからたまらない

古いビルをネオン管で飾る感じもイケてる

脇道をのぞいてみると、うわ〜〜っすばらしき夜の店の気配。「桜新道」っていう名前がまた良い

おそらくアパート?でも洗濯物とか植木鉢とか人の住んでる気配がないから、商業ビルなのか?存在感抜群

ホテルを探し歩いてたら発見、BADHOPが「1000万1週間生活」で最初に行ってた焼肉屋さん!
今回、Abemaで「BADHOP 1000万1週間生活」を見た直後だったので、その聖地巡りも兼ねております。YouTubeでも一部無料で見れるので、ぜひ。川崎南部出身のクルーで、少年院入ってたりヤンチャな過去があったり顔面ボディにタトゥーだらけのイカちぃ兄ちゃんたちのこと、最後には全員大好きになっちゃうから


BADHOPのことはCreepyNutsのラジオでたびたび名前が出てきたり、のちにゲストでラジオ出演してくれたのを聞いていたぐらいで、その時は数曲聞くぐらいで深くディグりはしなかったんですが、今回「1000万1週間生活」を見て、彼らの人間性に触れたうえで曲を聞くと、染みる染みる
しかもBADHOP自体はすでに解散しているというのが、またなんというか、失われたものの面影を追跡する切なさや楽しさがございます

彼らの人間性や生い立ちを知ったうえで聞く「Champion Road」、もうイントロのパブロのバースで泣けちゃうから

それにしても川崎の飲み屋街、良い建物が多かった。こんなステンドガラスでの装飾の仕方、他で見たことない。レトロかつ斬新

かと思えばサイバーパンクなビルがあったり。飽きないぞ川崎散歩

そして中学からの親友と川崎飲み。一件目、お通しがレバニラ(写真右端)で、しかもおかわり自由でした。狂ってやがる(大褒め言葉)

二件目。店専用のジョッキグラス、かわいい。店内BGMでBADHOPの「High Land」が流れててアツかった。横浜のワールドポーターズでMTCの「Scarface」が流れた時もアッツ〜!てなったが、地元でその土地のラッパーの曲が流れるの、アッツ〜!

夜中まで飲んだあと、また一人で街ブラ。さきほども来た「桜新道」、看板が光ってる!いいデザイン

こうして更けゆく川崎の夜。飲み屋いっぱいあるし街の雰囲気好きやし、必ずまた来たい

翌日。BADHOPベンジャジーの出身校・富士見中からスタート。1000万円生活でベンジャジーが中学生とラップバトルしたとき、その子にリリックで「がんばれよ富士見の後輩」って激励送ったシーンが大好き

そんなベンジャジーが結婚するとき、ジョジョが密かにベンジャジーの地元の友人たちを呼び出した場所がここ。そのシーンの背景に映り込んでたボーリング場の看板から位置を割り出しました。特定班たのしい
ちなみにこの黒くてデカい謎の物体は、かつてあった川崎球場の照明塔の基礎を使ったモニュメントらしい。すごいセンス。かっこいい

よりディープな川崎サウスサイドへと向かっていると、こちらもかっちょいいフォルムの歩道橋が。歩道橋に上弦アーチついてるの、初めて見たかも。構造的強度を高める目的なんやろけど、見た目的にもイケてる

お待たせしました、川崎のマンホールです。真ん中が川崎市の花であるツツジ、周りが市の木であるツバキ。文字どおり花々しいデザイン

こちらも1000万円生活でワイザーたちが訪れていたお店。営業中なら彼らのように、やきとり買って公園で食べたかった

そしてワイザーたちがやきとり食ってた大島第1公園。ここで話してたワイザー&パブロのお父さんの話、せつなかったな

そして公園すぐそば、彼らの話にも出てきた小松湯さん。めちゃくちゃ味のある良い建物。玄関のでかい提灯と円柱、シブい

コインランドリーが併設されてるのもポイント高い。調べたら昭和25年創業とのことで、すげぇ〜戦後すぐから川崎の人々に愛されてきたんやなぁ

建物背面から見ると煙突に「小松湯」の文字

路地をぶらついていると、イイ感じの廃アパートを発見

緑の侵食が進んでますが、建物はわりときれいな状態で残ってます

ところで川崎市、特に学校まわりには、特徴的なガードパイプが見受けられました。川の流れと鳥と魚?東京都内にもイチョウのデザインや貝塚デザインがあったりして、こんな風に街並みを豊かにするっていうのがデザインの役割のひとつに思えて楽しい

BAD HOPといえばの北浦工業さん。地元企業が地元レペゼンのHIPHOPクルーを応援してるの、どう考えてもアツい。H歴でもありそう、ハマを応援するのは裏社会に関わる企業っぽいし、バスブロはちゃんとしたカタギの企業がバックアップしてくれてそう

BAD HOPの曲名や歌詞に出てくる「池上」。俺らギャングと仕切るゾーンらしいので、リアルにその筋の人多いんやろな

きたー!出会いは真夜中の狭ぇ公園こと中留公園!中留公園から変わっていないメンツでサイファー!そして中学生たちとラップバトルしてジョジョとヴィンゴが狩られる場所!
BADHOPはまさにこの地で出会ったメンバーを中心に、HIPHOPも人生も途中リタイアすることなく走り続け、最後は東京ドームに立ったんやからすごいこと

そしてもちろんここも寄っておかねばなるまい、双子とジョジョとバークの出身保育園。壁面のレリーフと丸窓かっこいい、なみなみならぬオーラがある

川崎サウスサイドといえばの産業道路。京浜工業地帯の一角をなす川崎南部は、でかい工場が連なり、大型トラックが行き交うエリア。その排気ガスが交通公害として長年問題となってきた場所
という話はBAD HOPをディグった時に知っていたのですが、今回改めて調べたら、そもそも川崎公害は戦前から始まっており、大規模な大気汚染によって「川崎喘息」という公害病まで生み出したとのこと。第一次世界大戦による軍需産業の発展に後押しされ、一帯が工場地帯となったことで、人は増え街は賑わい景気も良くなったでしょうけど、健康被害という大きな代償をともなった。それがBAD HOPのような若い世代にまで影響を及ぼしている
個人は社会から逃げられず、社会は個人を無視できない、その縮図のひとつがここにもある

信号機に「夜光」と示されており、変わった地名やなと気になって調べたら、おもしろい伝承が
川崎といえば川崎大師というお寺が有名ですが、始まりは平安時代、平間兼乗という漁師が夢の中で高僧の声を聞いたのち、らんらんと光る夜の海から弘法大師像を引き上げ、その像を「厄除弘法大師」として祀り建立したお寺。弘法大師像を引き上げた海の周辺を「夜光島」と呼んだのが、「夜光」という地名の由来とのこと
まさか川崎大師も、海からやってきた仏像系フォークロアだったとは。大分県・別府の海門禅寺や、福井県・三国の金鳳寺にはまさに海から現れた仏像を祀っていたし、山口県・宇部のときわ公園には湖から出てきたお地蔵さんが祀られていたり、これ系の話は日本全国に散見されるからおもしろい。日本が海に囲まれた島国であること、あるいは自然を「神」とし、自然物の中から現れたものに神性を見いだす精神性を日本人が持っていることの証かも

ここからはお待ちかね、臨海地区の工業地帯に突入してまいります。さっそくウェルカムドリンクとばかりに登場する、ドデカセメント工場!ウワーッ!

景観に配慮してかアートな壁面。どうやってペイントしたんやろ、すごい

千鳥町という埋立地に渡るための千鳥橋からの眺めがもう抜群です

橋のたもともこんな感じ。すばらしき配管っぷり

これから向かう千鳥町方面、埋立地のほとんどが工業専用地域であることで生み出される独特の景色

見惚れちまう構造美。横浜でも工場夜景クルージングに行ったり、山口県・宇部市の工場地帯も行ったけど、どちらも昼間の景色は見てないから新鮮な気分

おもしろかったのが、パイプによって歩道上の日除けが造られているところ

このように。おかげでとても歩きやすかったし、パイプ萌えも楽しめるという

道路向こうに何やら気になる構造物が。おそらく灯台を模したモニュメント?近くで見たいが、広すぎる道路で渡れない。ぐぬぬ

パイプ日除けはどんどん背を高くしながら続いていきます。もはやジェットコースターの裏側みたい

これは工場への引き込み線かな、と思ったら、神奈川臨海鉄道の千鳥線という貨物路線とのこと。貨物車両が通ってるの、見たすぎる

近年は輸送量が減って、貨物線もあまり使われていないようです。こんなところでも廃線化が進んでるのか

どんどん複雑怪奇な工場が現れます

直線のパイプによってカーブをえがいていくの、かっこよい

お、こんなところに海上保安署も!千鳥町、ロマン詰まりまくってる

さっきの歩道上の日除けもやけど、こんな風にパイプによって景観を作り出しているのがおもしろい。もはやパブリックアート

歩道脇にはこんなものも。古いレンガとパーツによる構造物。ガードパイプがわり?工場地帯ならではの遊び心

何かわからんが煙突のような工場群も!内部に潜入してみたい


こんなイカつい門で防護されてるのも、またよし

これもまたランドスケープ的な、パブリックアート的な

影さえも芸術的


ドデカいタンク群も。いま法毒物学の歴史の本を読んでて、1900年代のアメリカでいかに化学者たちが遺体から毒物を検出し判別し、捜査資料や裁判証拠として認められるようになるまでどのような試行錯誤をしたのかって話なので、こういうタンクの中にも、いろんな化学物質が貯蔵されてたりすんねやろなぁ、それを人体や環境に害がないように抑え込む技術すごいなぁなどと想像が膨らむ

ちどり公園に到着。こちらもBADHOPの聖地めぐりのひとつでして

1000万円生活の中で、地元川崎・ちどり公園でフェスをしたいってことでワイザーたちが下見に来ていた場所。うわーここまさにワイザーが座ってたとこやん、こっちにジーキッドたちが立っててぇ!と普通に興奮してしまった。と同時に、1000万円生活を撮影していたのは2023年のことなので、彼らがここにいたのはもう3年前の話になる。すでに解散したチームを追いかけるせつなさをしみじみと感じた

広場の形が船っぽくなってる気がする。いいデザイン

ここからの眺めも最高でした。釣り人や散歩してる人やベンチで寝そべってる人もいて、気持ちわかるなー地元民の憩いの場なんやなって感じ。私もイヤホンでずっと「Hood Gospel」を爆音で流しながら散歩してました

良すぎるなぁ〜〜〜ニワカやけど泣いちゃうなぁ

塀にグラフィックが描かれてたり、ベンチで上裸で日光浴してる人いたりも含めて、この街らしい良い雰囲気

ちどり公園からほんの5キロ先に羽田空港があるので、離発着する飛行機が次から次へとやってくる

羽田空港と逆側は、ずーーーっと奥まで京浜工業地帯が広がっています

いい景色、いい天気。工業地帯は公害も雇用もカネも機会も景観も生み出し、ついにはBADHOPというクルーさえ生み出した。おもしろい街やなぁ、川崎

そして地図を見てると「海底トンネル」の文字を発見し、チャリも通行可能ということで、もちろん行くしかねぇ!車用と歩行者用が別々にあるようです
入り口付近には立派な記念碑が。土木学会賞を受賞したらしく、調べてみると「周辺の地盤が脆弱なうえ、付近は船の交通量が多く、工事は難航。7年の月日をかけて1979(昭和54)年に完成した」とのこと。ダムとか水路系もやけど、インフラ整備の裏には必ず、難工事を苦心して乗り越えた方々がいらっしゃるから、本当にすごい

こちらが海底トンネルの入り口。まるでそのへんの駅前にある地下駐輪場かのような飾らなさ!最高!愛知県碧南市の衣浦トンネルを思い出す
何も知らずにこれ見た人、まさかこの先に1km以上にわたって海底を貫くトンネルがあるとは思わんでしょう

くだっていくだけでドキドキワクワクしてしまう

このどんどん地下へ引き摺り込まれていく感じ、海底トンネルならでは

うわーーー!長い!突き当たりが見えない。出入り口をあわせて全長2km近くあるらしく、日本最長の海底トンネル。こんなん興奮する

壁の向こうは車用のトンネルが並走しているため、ゴォーッという音が響いてます

碧南の衣浦トンネルもそうやったけど、海底トンネル独特のひんやりとした空気、圧縮されたような音、独特の緊張感。分厚い壁で守られた向こう側にはとんでもない水圧がかかってると思うとゾクゾクする

メンテナンス用なのかハシゴがあったりして、登りたくなっちゃう

ようやく出口。おもしろいもので、自ら嬉々として海底トンネルに入ったくせに、やっぱり出口の光が見えると嬉しくなる。石器時代に洞窟から外に出た人類もこんな気持ちやったやろな。知らんけど

到着した先は東扇島という、こちらも人工島。の、公園の中。トンネルから出た先の光景として、このさびれた感じ、たまらないです

園内に記念碑発見。「川崎の漁業 百年のあゆみ」について書かれててました
明治4(1871)年、住民が国から海面使用権を借り受け、海苔の養殖がスタート、品質の良い「大師のり」として知られたとのこと。しかし昭和には海の埋め立てが始まり、工場や石油コンビナートが建設されたことで漁場が失われ、昭和48(1973)年に川崎漁業は終わりを迎えたとのこと
今ではすっかり工業地帯というイメージやけど、この地で海苔がとれてたとは。東京の大森海岸もかつては海苔養殖をしてたけど埋め立てで辞めざるをえなかったり、産業の発展の裏には衰退していく産業もあるということ

東扇島をぐるりと巡ります。ザ・物流の拠点という感じで、ドデカ建物が多くて楽しい

海辺にはひろーーーい公園があって、たくさんの人がバーベキューしたり原っぱで駆け回ってたり、憩いの場になってました。しかもここからも羽田空港に離発着する飛行機が見れるので、休日ゆっくりするのに絶好のスポット

対岸側にも工場がずらーり!絶景
あちらも浮島町という埋立地で、実はここから橋を使って浮島町に渡り、川崎大師方面に向かうつもりだったんですが、なんと浮島町へ渡る橋は車しか通れず、というか首都高速湾岸線しか通っておらず、チャリでは渡れない!あーやっちまった!
いつも旅するときは現地でのノリと気分に任せたいから、わざと事前にしっかり下調べしないんですが、その結果たびたびこういうやらかしが起こる

まぁでも、あっちに渡れないと事前に知っていたらこの公園に来ることもなかったかもやし、この景色も見れんかったやろし、これも出会いのひとつ

というわけで、またしても2km近くある海底トンネルをくぐっていきます

ここをこんな短時間で往復してるの、私だけやろな。そもそも人通りがほとんどなかったので

乗ってたのが電動チャリで、平地も坂道もめちゃめちゃ軽快に走れたので大助かりだったんですが、ここの出口に上がっていく坂道で、めちゃ重い電動チャリを押していかんとあかんのが大変つらかった。しかし当たり前ですが自分でやるしかないので、やりきりました。えらい。些細なことでも自分を褒めたいタイプ

まさか来た道を戻ることになるとは思わんかったが、おかげで往路とは逆側の道を走れて、先ほどは間近で見れんかった工場を近くで見れたのでラッキー。配管も地面の路面標示も芸術的

パイプのジャングルから、何かわからん高い構造物がニョキニョキ生えてるさまが、何度見てもかっこよい


こちら側にも神奈川臨海鉄道の千鳥線が。側線みたいやけど草がボーボーで、今も使われているのか謎

行きしに遠目で見た灯台のモニュメント。風雨に耐えてきたボロボロさと力強さがあり、かっこいい。もしかしたら、かつて近辺に本物の灯台が建ってたのかも

千鳥運河にはいろんな船が係留されてました

特に存在感を放っていた船

化学製品とかを運搬する船なのか、甲板には配管がたくさん。シブイ

船と工場地帯、良い風景。大自然も好きやけど、私は人が造りだしたデッケェーすっげぇーモンが好きで、その景観を造りだした経緯や当時の社会情勢や人々の苦心や今もそこで続いている営みが好きなので、以前に歩いた神戸の港湾部もそうなんですが、こういう景色にこそ大変グッときてしまう

工場地帯から街中へと帰ってきたついでに、1000万円生活の聖地のひとつへ。パブロやワイザーたちの母校。1000万円生活中、終始ゲラゲラ笑って楽しそうだった彼らが唯一、笑顔を見せなかった場所、というのが印象的

駅前で川崎マンホールのカラー版を発見。歓楽街エリアにぴったりな派手カラーリング

川崎といえばなクラブチッタ。BADHOPもライブをやっていた場所で、この日も大勢の客がたむろしてました

帰りはお馴染みの崎陽軒。チャーハン弁当が好物やけど、やはり白飯で食うシウマイも美味い

おしまい

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