別府めぐり①

2018年5月26日土曜日

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中学以来の友人に会いに、あともろもろめぐりにフラワーシティ別府へ
ツツジが街の花なのか、あちこちに植えられていて、ちょうど咲いてるシーズンだったのできれいでした。ところでこのマンホールのど真ん中の「べ」のデザインすてき


大分空港からバスで別府駅前へ
そこから別府建物探訪がはじまったのであった






昔の趣を残す建物から




温泉街らしい情緒と退廃感あふれる建物まで
とにかく別府駅周辺は、ゴーストタウンかってぐらい人がいない&廃墟っぽい建物が多く、こういう雰囲気だいすき人間としてはたまらなかったです
昭和ぐらいに隆盛を誇ったんやろうなぁって感じの、昭和モダンな建物がたくさん。そして古い温泉街らしいヘルスやキャバレーやら、夜のお店の多いこと。しかもそれらもたいがい閉まってる。退廃的な雰囲気が抜群


そしてやたらと出会う別府のお猫さんたち




すりすり


温泉街と猫という組み合わせは、なぜこんなにも合うのか





別府駅前の足湯ならぬ手湯


湧き出る源泉掛け流しの温泉に無料で手をつけられるんですが、ただ手をつけるだけなのに気持ちいい。足湯もそやけど、やっぱ体の末端をあっためるって気持ちよいんやなと





街中をうろついてて偶然見かけ立ち寄った「海門禅寺」


右端のつながってるお地蔵さんや


このいかにも諸星大二郎先生が好きそうな像


そして何より圧巻だったのが、境内を覆い尽くさんばかりの巨大クロマツ
本当にめっちゃくちゃでかかった


そして威容なソテツ


かつて別府湾にあった久米島が大地震で海に沈み、その島にあった仏像が流れ着いたらしいです。すごい。やっぱり諸星大二郎先生が好きそうなエピソード





こちらも散歩中に見つけた「宮地嶽神社」
福岡にある神社の別府分社らしい


小さな境内ですが、緑に包まれ街中のちいさな神域という感じ


拝殿に飾ってあったこの絵が気になった。神話のワンシーンぽいが


狛犬が犬感つよくてかわいい





そして唐突に目に入った船のマスト
日露戦争で活躍した「報国丸」という船のマストらしく、表面には弾丸のあとが明瞭に残っていて激戦を物語っているという


別府の戦没者の慰霊碑。まわりの柵が弾丸のような形





別府でのメインの目的はここでした。「書肆ゲンシシャ」さん
ツイッタで見つけてから、絶対行きたいとずーーーーっとおもってて、ようやく叶いました


ゲンシシャさんがどんなとこかは公式ツイッタを見ていただくのが一番はやい
隠れ家的な一室で、写真や人形や本に雑誌に漫画に囲まれた空間。店主さんが、飾ってある写真や展示物を丁寧に説明してくださって、戦争、死体、事件、芸者、災害、病気、妖怪のミイラ、フリークスなどいろんな古写真を見せていただきました
私はツイッタで拝見してて、これは絶対みたいと思ってた記事をメモっていってて、雑誌「バースト」や漫画をみせてもらったんですけど、3時間おって全然見たりんかった。妖怪絵や絵金の残酷絵や伊藤晴雨の作品集も見たかった
また次にお邪魔するときのお楽しみとします





夜は友人と炉端焼きと関アジをいただきました
そしてもちろん温泉にも入りました。夜中の露天風呂さいこうでございました

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