2ヶ月ぶり2回目の近鉄特急ひのとりで、本日は愛知県へと向かいます
愛知に行くのは大学時代の友人らと遊びに行った時以来、しかもその時は名古屋周辺と明治村ぐらいしか行っておらず、本日向かう愛知県碧南市は未踏の地。メインの目的は美術展でしたが、廃線跡があると知ったのでさらにワクワクノンストップ
前回ひのとりに乗車した時は調子に乗ってプレミアムシートでしたが、なんと今回はプレミアムシートが完売済み。というかプレミアム以外もほぼ満席。ひのとり大人気。まぁでも乗ってみればわかる、特別料金払って乗る価値がある
というわけで、今回は普通席であるデラックスシートに乗車。プレミアムじゃなくても幅広くてふっかふかのシート、足元ゆったりで、十分にプレミアム
しかも窓がでかい。これがひのとりで一番好きなポイントかも。あいにくの天気ではありましたが、車窓からは大阪と奈良を隔てる生駒山地が一望
あと車両の間にデッキスペースがあって、ベンチに座ってドデカ車窓を楽しめるのも好きポイントのひとつ。車窓鉄にはたまらない
名古屋駅につきまして、一旦JRに乗り換えます。JR東海の新快速、豊橋行き。この丸っこいフォルム、JR東海って感じ
高架を走っていく新幹線と並走。これは大阪駅とかじゃ見られない光景なのでテンション爆上がり
JR刈谷駅でいったん電車を降りて、おいしいと評判の塩ラーメン屋さんへ。ラーメンもチャーシュー丼もおいしかった〜!しかしゆっくり味わっている時間はなく、急ぎ駅に戻って、今度は名鉄こと名古屋鉄道の三河線に乗り換えます
三河線の終着地、碧南駅に到着。2004(平成16)年まではこの駅からさらに線路が続いていたことを示すように、駅前にはひろーいスペースが
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歩道の横にはこんな鉄道遺構も。これは楽しい廃線ウォーク
歩いてすぐのとこにある、廃線跡を整備したレールパークに到着。放置されたままの廃線はよく見るけど、ここまできれいに整備されてる場所は初めて来た
かつてはこのように碧南駅からグル〜っと回る形で三河線が続いていたとのこと
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線路の上を堂々と歩けるなんて、あんまりない体験。狭軌ってこんなに幅狭いんやな、私の足でまたげる感じ
レールパークの壁面にはかつてこの地を走っていた車両の姿が。三河線の開業は1914年らしいので、かなりの古株路線
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平成の電車も味わい深い。緑の車体のやつなんか大変愛嬌がある
このあたりは碧南や大浜という地名からもわかる通り海が近く、昔は塩田だったらしい。そういった物品を運搬するために鉄道が敷かれ、やがて自動車社会の到来とともに貨物列車の運行や旅客利用者が減り、廃線へとつながったのかな
遅ればせながら碧南市のマンホール鑑賞。かきつばたと鳥?水面を表してるような同心円といい、めちゃくちゃデザイン性が高い
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このたび碧南までやってきたのはここ、藤井達吉現代美術館で開催中の企画展を見に来たかったから。そしてこの週末が会期最終日だったため
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神や霊といった人ならざるものを、視たり聞いたり感じたりした人たちによる絵画や彫刻の展示。天野喜孝が「絵とは目に見えないものを見えるように描くこと」と言ってましたが、まさにという感じの作品群でした。明確な姿をもたないものを、形や色にしようとする試みというか
だいたいの作品はネットでも見れるやろけど、やっぱ絵画にしろ彫刻にしろ実物を見て初めて感じられるインパクトがある。岡本太郎の油絵が展示されていて、今まで岡本太郎作品はとくに好きというわけじゃなかったけど、めちゃくちゃデカいキャンバスに描かれててもう圧倒的な存在感がありました。けっこう平成生まれとかの若い方々の作品もあったのがよかったな
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美術館の向かいにはあきらかに歴史を感じさせる建物が佇んでおり、どうやらお寺の太鼓楼らしい。この大浜地区は「てらまち」と呼ばれるほどお寺がたくさんあるようです
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三河みりん発祥地として知られる大浜。今も立派な醸造蔵が並んでいます
みりんの醸造期間による色の変化。調味料だけじゃなく、みりんを使ったお酒もあっていろいろと試飲させていただき、まんまとみりんを使った酒と調味料とチップスとけんぴをお土産に購入
そして期間限定のソフトクリームもあったので、誘惑につられるがまま買ってしまった。寒いのに。小雨も降ってるのに。でもおいしかった。しあわせ
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美術館の向かいにはあきらかに歴史を感じさせる建物が佇んでおり、どうやらお寺の太鼓楼らしい。この大浜地区は「てらまち」と呼ばれるほどお寺がたくさんあるようです
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三河みりん発祥地として知られる大浜。今も立派な醸造蔵が並んでいます
こちらは江戸時代創業、250年の歴史あるみりん醸造元「九重味淋」が経営するショップ&カフェ。いい感じののれんに誘われ、立ち寄ってみました
そして期間限定のソフトクリームもあったので、誘惑につられるがまま買ってしまった。寒いのに。小雨も降ってるのに。でもおいしかった。しあわせ
寒さに震えながらソフトクリームを食べてると、なにやら意味ありげなレンガ造りの遺構が
もとは漁港の貯氷庫だったようです。昭和のはじめに建てられたゴシック調建築、イギリス積みレンガ造り。そのまま残ってたらさぞ良い建物やったやろけど、保存管理には金と労力がかかるし、こういう残し方もひとつの方策やなと
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それにしても本当にお寺が多い。大阪でいう谷町筋みたい
海沿いを歩いているうちに雨がやんで、空が暮れ始める頃には知多湾のいい眺めが!
1976年というと、おおかた50年前!すごい
ところで知多湾をどうやって渡るのかというと、なんと海中で対岸まで歩ける海底トンネルがございます。その名も衣浦トンネル。日本初の沈埋式海底トンネルです
もとは漁港の貯氷庫だったようです。昭和のはじめに建てられたゴシック調建築、イギリス積みレンガ造り。そのまま残ってたらさぞ良い建物やったやろけど、保存管理には金と労力がかかるし、こういう残し方もひとつの方策やなと
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それにしても本当にお寺が多い。大阪でいう谷町筋みたい
週末ということもあってか漁港にひとけはなく、雑草の生えている船も。このうら寂しさ、なんとなく富山県氷見の海沿いを歩いたときのことを思い出した
海岸沿いにあった観音寺。海の近くには観音様があるイメージ。福井県三国湊もそうでした
海沿いを歩いているうちに雨がやんで、空が暮れ始める頃には知多湾のいい眺めが!
左側にはチリ山と幸福セメントの文字
右を見れば暮れゆく知多湾の夕景。やっぱ海が近くにある土地というのは良い
そして見えてきためっちゃ趣深い展望台。こんなんみんな好きでしょ
かもしだされる昭和感。昔の人が考えたSFチックなデザインというか。こういうの大好物。もちろん登ってみます
1976年というと、おおかた50年前!すごい
展望台というわりには、めちゃくちゃ鉄柵が張り巡らされてて抜群の眺めとは言えず。安全のためやしね、仕方ない
1973年開通なので、こちらも50年もの。施工業者には神戸製鋼や川崎重工の名前があって、まさか愛知の海中でド地元のメーカー名を見るなんて
えんえんと階段を降りていきます。どのぐらい深いのかまったく知らんまま地下3階まで来ましたが
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地下5階から手すりの隙間を覗いてみたら、エッ!めっちゃ深いやん!!東京で言うところの大江戸線、大阪で言う鶴見緑地線ぐらい深い
ようやく底が見えたのが地下11階!ひえ〜!とはいっても1階分の高さが地上の建物よりは低いので、地下11階でも深さは12mぐらいだそう。それにしたって地上から12mも海中に入ったところに自分が立っていると考えるとすごい
ドーン!と現れた一本道!これはすごい
この空間にたったひとり、独特の閉塞感、聞こえるのはやたら明るいラジオ音声と自分の足音だけという、なんとも不気味な雰囲気。まるでゲーム8番出口みたい。シンメトリーすぎてヒッチコックの映画に出てきそう。どっちにしろ良いホラーの舞台になりそう。褒め言葉です
知多湾を越えて対岸の半田市までは480m
ラジオ音声に混じって聞こえてくる、ゴオオ…という低い轟きによって、自分が海中にいることを思い出させられる。先日、山口県宇部市に行った時、かつて海中炭鉱があったことを知って石炭記念館で当時を再現したトンネルに入ったけど、ちょっとこういう感じやったんかなと思ったり。もちろん海中炭鉱の環境はもっと過酷だったわけですが
剥離した壁の一部が、時の流れを感じさせる
ようやく半田側に辿り着きました。「地上」という字にこんなに安心感を覚えたことはない。しかし私はこの時まだ気づいていなかったのです、地下11階まで降りてきたということは、今から地上まで11階分を上がらないといけないということに…………
ついに地上へと脱出。まじでなかなかできない貴重な体験ができた。山口県下関と福岡県門司を結ぶ関門海峡にも歩行者が通れる海底トンネルがあって、いつか歩きたいなーと思ってるんですが、先に衣浦トンネルを歩けてラッキー
半田市側から碧南市側を臨む。さっきのぼった展望台も見えます。改めてこの海面の下を歩いてきたって、不思議な感じ
そして半田にもありました、超イケてる展望台
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親子像の他にもドデカ3連錨が置いてあったりしたので、てっきりミッドランド号とかいう船の海難事故とかが起こって、みたいなストーリーを勝手に想像してしまった。和歌山ではトルコの艦船が遭難した時に市民たちが救助をおこなったみたいな話が残ってたりするので
それにしてもめちゃでかい錨。実際に使われてたものなのかな。大きな錨が3方向に伸びつつ、真ん中でぶっとい鎖にガッチリつながれてるのが、まるでMAD TRIGGER CREWね…などと想いを馳せるオタク
それはさておき、この爆イケな展望台を堪能していきましょう
モザイクタイルの模様がめちゃくちゃ良い
こちらは昭和61年製。ほぼ同い年。お互いよく生き延びてきたねぇ
さて、ここからしばし葛藤が始まります。4階建か…足はパンパンやけど、どうする?のぼる?せっかくの展望台やし…でもさっき11階分降りて海底歩いて11階分上がってきたとこやけど…足パンパンやけど………えーーーーいいったれ!!
二度と来ないかもしれない場所なら、できるだけ後悔を残さず味わい尽くすべし。ちょうど西日が差していい感じの時間帯
ちょっとした窓の意匠も凝ってる
無事最上階に到着!わーい!がんばったご褒美に、知多半島の景色が眺められます
こちらは碧南側
とても好きな空間でした。窓開けれたら最高やったな、危ないから無理やろけど。風通しさえよければ、ここで日がな一日ぼーっとしてたい。高校生の時、校舎が高台にあって5階踊り場から神戸の海が一望できたので、よくそこでぼーっとしてたんですが、その頃のことを思い出した
降りる時はちょうど窓のデザインに街や海の色合いが重なって、まるでステンドグラスのよう。こういうのまで計算に入れてデザインされてたのかな、すごいな
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壁面のレリーフもこのように
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めちゃくちゃいい建造物でした。足元のドデカ錨と一緒に記念撮影
そして近くには謎の砂が大量に積まれた場所。冗談抜きで山ひとつ分ぐらいの量です。Googleマップを見ても野積場としか書かれてないので、何かよくわからない。気になって周辺をぐるぐる歩いてたら、パトロール中のパトカーがやってきて、軽く後をついてこられたので、「もしかして人生初の職質を食らうのでは…!?」とドキワクしてしまった。確かにこんなとこで一人で何しとんねんとなるわな、観光ですと言って信じてもらえたかどうか
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トラックが行き交う中、しばらく歩いて見つけたのがこちら、衣浦臨海鉄道半田埠頭駅。客車はなく貨車のみの運営
貨物列車のみが使う駅ってまた独特の空気感あって好き。こういうパレットが積んである光景も貨物駅ならではって感じ
休業日なのか、駅構内はがらんとしてましたが、輸送されるのだろうコンテナがあちこちに置いてありました
コンテナの奥には線路も
本日のお宿はこちら。埠頭から歩いていけるとこにあって大変助かりました。そのうえでっかい大浴場と、知多半島で湧いた天然温泉を使った露天風呂まである始末。久しぶりに風呂つかりまくってゆっくり過せました
つづく!

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