東京・高幡不動尊へ

2019年2月23日土曜日

オタ活

t f B! P L
戊辰戦争150周年旅行の一環といいますか
東京にある新選組関連の史跡で、行ってへんとこもうないよな〜日野も調布も板橋も試衛館跡も江戸城も行ったしな〜と考えながら大井町でパスタ食ってたらふと思い出しました、土方歳三の菩提寺である高幡不動尊に行ったことがないことを


というわけで急に思い立ち急に行き方を調べ急に行ってきた高幡不動尊


とっても立派な門構え
なんでも奈良時代とか平安時代とかのいにしえからあるお寺さんらしく、東京ではかなり有名な不動さんらしい
歳三の土方家も檀家さんで、ここでゲットした新選組史料集に歳三からの手紙で「高幡不動の貴僧によろしく」的なことが書いてあったから、きっと参拝してたのだろうと


うららかな天気の中、参拝客や出店の活気があって、とてもいい雰囲気


江戸の火消しと縁深いようで、こういう火消しっぽいデザインがあちこちに

ラッキーなことにお堂でちょうど護摩焚きをしていて、10人近いお坊さんたちが読経し、火と煙の立ち上る中、たくさんの人たちでお堂の中はいっぱいで、高揚感すごかった
私も途中から参加させてもらい、なんとお堂の奥に入って不動明王のご本尊の目の前まで行って拝ませてもらえた!すごい迫力でした不動明王、関東イチといわれるぐらい大きいらしい
お堂の壁には他の仏教の神様、顔が3つあったり目が6つあったりするような、そういう神様の掛け軸がかけられていて、たぶん木でできた神楽面というかお面みたいなのもあって、我、心中で大興奮

お坊さんのお経が続く中、また正座して手を合わせて、あのときの光景すごいよかった
朗々とした読経の声、小さな赤ちゃんを膝に抱いて座るひと、熱心に手をあわせるご老人、ぽかんとしている子供たち、あの光景はきっと江戸時代も、もっと前からも変わらないものやろうなとおもって
なんとなくやけど、お堂の中の太い柱を触りながら、きっとまちがいなく歳三もこうしてここでお経を聞いて手を合わせたことがあるなってキモい想像してました。なんか一番リアルにそういうこと感じたかも、不思議と。会津でも函館でもそんなん思わんかったけど

地元の方々といっしょにあの時間と空間を共有できたのが、ほんとかけがえない、いい体験させてもらえた
自然と手を合わせたくなるあの雰囲気すごい
けして信心深くないし、祈ったところで神様がどうにかしてくれるなんてみじんも思ってないけど、自分の力じゃどうにもならないことってたくさんあって、それは天災やったりひとの健康やったりするけど、そういうのを祈ることで自省になるというか。一生懸命祈るのっていい時間やなって最近おもいます


で、こちら入り口近くにでーんと鎮座する歳三像
かなりでかい。等身大よりでかい。たぶん。円山公園の龍馬像ぐらいある気がする


像の右側の顕彰碑の書は松本良順、篆額は松平容保とのことで、いやほんとこの御二方にはお世話になってるというか頭上がらない
前述の史料集に書いてあったけど、像を建てたいってなってお金も集まったのに、行政が「暴力団まがいのようなやからの像を建てるのは日野にふさわしくない」とのお達しがあって一度は中止になったらしい
故郷でもそんなふうな扱いを受ける時期があったなんてなぁ。で、そのくせ今は観光資源として行政がその存在を利用してるわけやもんなぁ。勝手やなぁ
とかおもっちゃうよね!




境内ではあちこちに梅の花が咲いてました




めっちゃいい鬼瓦のツラがまえやおもたやつ


「御佛足石」という名の通り、お釈迦様の足跡の石らしい。でかい。こういうのは初めて見た


額の彫り物がすごい


かっくいい御朱印もいただきました


150周年のロゴに顔写真使われてて、フリー素材化しとるなとおもたやつ



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夜はイベント前夜というわけで、ひだねさんときりさんと飲んでから喫茶店にうつってさんざしゃべって笑ってしたわけですが


この喫茶店がめっちゃいい雰囲気やった



地下にあるのに天井が高くて広くて、なんか秘密の空間って感じですごい良い
ただケーキセットを頼もうとして、そのときにとにかく私は好きキャラがよく死ぬ死神系腐女子だという話をしてて、でケーキセット頼もうとしたら食べたかった3品とも品切御免という
「さすが推しがよく死ぬべいたさん」と感心されました
納得いかない(でもケーキおいしかった)
ひだねさんときりさんは、イベント後のアフターもご一緒したけどもう二人ともめっちゃくちゃおもしろかったです
いいコンビやわあのお二人

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