加賀・金沢旅行①

2019年1月26日土曜日

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実はまだ足を踏み入れたことがなかった石川県。どうせ行くなら雪の季節がいいと思って行ってきたわけですが


なめてました。加賀の冬を
こちらは加賀温泉から1つ向こう、動橋(いぶりばし)駅というところですが


駅降りて2時間歩き回って、誰ひとり外を歩いている人と出会わなかったです
クリスマスにスイスで遭難しかけた時を思い出しました
しかも足元もちょっとごっついだけのただの運動靴
なめてました
足元ぐっちょぐちょで靴下も濡れて、足の指ぜんぶ死ぬんちゃうかってぐらいの冷たさ痛さ
みなさん、雪国に行くときはスノーシューズの着用を心からおすすめいたします


わーっと吹雪いたり、見たことない大粒の雹か霰?も降ってきた

しかも最悪なことに、駅からしばらく歩くけど評判のいいお鮨屋さんがあって、ここ絶対行きたい、絶対ここで上手い魚食う…!!という強い気持ちだけで、人っ子ひとり歩いてない吹雪の中を行軍したというのに、よりによってお店が貸切営業で
そのとなりの食堂も、営業時間内なのに閉まっていて
こう運がないと逆におもしろくなってはきました


そんな中、ようやく見つけた食堂が雪の中で光り輝いて見えた


めちゃめちゃ美味しいランチいただきました…あったけぇ…うめぇ…ありがたさにそれだけで泣ける始末
これにアイスとケーキのデザートもついてきました…ありがてぇ……



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上記の食堂から歩いてすぐのところに、加賀といえばの加賀棒茶・丸八製茶場
じつは加賀や金沢には、お仕事で関わったことがあるお店が何軒かあって、ここもそのひとつ。はじめて実物を見れた
加賀藩前田家にはもちろん、昭和天皇にも献上したことのある由緒ある茶葉屋さん


店内でゆっくりお土産選びをし、献上加賀棒茶を試飲させていただいた
甘いものをいただけるカフェも併設されてます。お昼ごはん直後やったんで食べんかったけど、次きたらいただきたい。次はここまで雪ない時に来たい


そして動橋駅で降りた理由のひとつの酒造屋さんへ


酒造店に資料館というか歴史館的なものがあって、見学できるわけですが
お店は開いてるのに中は誰もおらず
電気はついているが人の気配もなく
雪国こわい




昔の道具いろいろ


こちらは酒樽を使った茶室。おもしろい
地酒をお土産に選びたかったのですが、なんせ店員さんが誰もいらっしゃらずで
この時期、とくにこの吹雪の日に客なんてなかなか来ないんでしょうね。そもそも開いてるお店がほぼなかった。歩いてる人ひとりもおらんねんからそらそうか


でも雪と町の風景は風情がございました



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場所を移動して加賀温泉駅、そこから山代温泉へ
ここでは街中でやたらにカラスの絵やキャラクターを見つけ、なんでやろなと思ってたら、のちに北大路魯山人寓居で聞いたんですが、この温泉地のそもそもの起こりが、ある高僧が八咫烏が湧き水で傷を癒している姿を見たことからなんだとか
このカラスの絵も魯山人の絵でした


こちら街中の公衆足湯ですが、真ん中の岩の上にもカラスの像があります。ちょっと寒すぎてよう足湯つからんかったけど
それよりもこの足湯。めちゃくちゃかっこよくないですか。なんなん後ろのボイラー?のかっこよさ。上の緑のとこ。FF7やん


温泉街らしい、いい建物がたくさん


こちらはたぬきの生首を軒先に飾ってるタイプの陶器屋さん
入り口の立位たぬきも、なんかスタイルよくてこわい


こちらは明治時代の公衆浴場を再現した古総湯という建物


こちらは新しい総湯



それにしても雪がすごかった



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そしてこちらも山代温泉の名物、女生水
このあたりは昔、水が少なくてすごく貴重だったそう


こちらは対になる男生水
どちらにもお地蔵さんがまつられてます


立派な門構えの温泉寺



行基像にも雪が積もって、まさに笠地蔵という感じ



こちらは樹齢約300年といわれるツバキ
与謝野晶子が鉄幹とともに訪れて歌を残したとのこと
ここから福井側に南下した芦原温泉でも、与謝野晶子の歌碑があったので、ここらの温泉地をまわっていたのかも


こちらも立派だった服部神社
雪国らしいワラで保護された灯篭にご注目


ひとつひとつにデザインが施されてます
これはやっぱり三本足の八咫烏。かわいい



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温泉地はやはり文化人に愛されるもの
こちらは北大路魯山人の寓居跡


魯山人は地元の旦那衆と仲良くなり、この家に住んでいいよと別荘を提供されたんだとか


毎晩この囲炉裏を旦那衆と囲んで芸術などを語らい、北陸山海の幸に舌鼓を打つ…好きに書をし絵画し器をつくり、料理も趣味とし自由きままな創作生活…最高やないかい
魯山人はかなりの偏屈おじさんで、だいたいの人と喧嘩別れしたらしいけど、ここ山代温泉の旦那衆とはこの後もずっと付き合いがあったらしい
去年に亡くなった、昔のバイト先の居酒屋の常連やった絵描きのおじいさんを思い出した。あの人も絵を愛し料理を好み音楽をたのしみ、いろんなひとと喧嘩するけど、いろんなひとと関わったひとやった


となりのトトロで出てくる電話機のやつ〜!



この雪見窓から雪化粧された庭を眺めながらの


この文机。右手手元には手あぶり火鉢
この居場所めっちゃよかった



もちろん茶室もございます


この廊下もぐっとくる


二階の書斎代わり


天井の低い空間も落ち着く
魯山人自身は180cmあったらしいんで、天井低かったでしょうけど。でもこれが日本家屋って感じ


庭の景色を楽しみつつお茶をいただきました



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この日は山代温泉に泊まりましたが、温泉めっちゃくちゃよかった
屋根のない露天風呂では、舞い散る雪を見上げながらの本物の雪見風呂
あれで風呂に日本酒がついてれば言うことなかった
久々に思い出しましたが、やはり私は死ぬ時は、露天風呂で酒飲みながら死にたいと思ったのであった

2日目につづく

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